主婦薬剤師が勉強するためのブログ

40代の薬局薬剤師が、6年制薬学部生とのギャップを埋めるために勉強している記録です。ただいま102回薬剤師国家試験を調べながら解いています。

すぐに解答できない問題は飛ばしています。 間違いが見つかった際はご指摘くだされば幸いです。

102回問30:抗てんかん薬

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【予想解答】5

 

【用語】

私たちの脳は常に「興奮」と「抑制」のバランスをとっていて、神経細胞の興奮に関与しているのがNa⁺Ca²⁺、抑制に関与しているのがCl⁻

  • ガバペンチン(ガバペン®):作用機序?
    イオンチャネルに作用する既存の抗てんかん薬とは異なる作用機序を有する
    尿中排泄ほぼ100%(CYPを誘導しないため他剤と併用しやすい)

  • エトスクシミド(ザロンチン®):Ca2+の透過性抑制
    欠神発作に有効

  • ジアゼパムセルシン®・ホリゾン®・ダイアップ®
    :GABAの感受性を高めCl⁻の透過性亢進
    ベンゾジアセピン系 

  • ゾニサミド(エクセグラン®):作用機序?
    幅広い発作型に有効
    少量でパーキンソン病の治療薬としても使われている(レリーフ®

  • バルプロ酸デパケン®):GABAトランスアミナーゼ阻害
    GABAの量を増大させ、結果としてClの作用を強める

 

【感想】

てんかん薬は系統立てて覚えないとすぐに忘れてしまいます。
バルプロ酸てんかんではない目的で処方されることがとても多いです。
しかも過去からずっと処方されていて、何が目的で処方が始まったかわからない場合、切るに切れないジレンマがあります。
(躁うつとか、片頭痛とか、適応外で統合失調症とか癌性疼痛とか・・・)