主婦薬剤師が勉強するためのブログ

40代の薬局薬剤師が、6年制薬学部生とのギャップを埋めるために勉強している記録です。ただいま102回と103回の薬剤師国家試験を調べながら解いています。気分次第です。

すぐに解答できない問題は飛ばしています。 間違いが見つかった際はご指摘くだされば幸いです。

薬剤師国家試験102回問31:抗不整脈薬

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【予想解答】2

 

【用語】

Vaughan Williams 分類

分類

代表的な薬の名称(一般名称)

作用

 

Ⅰ群

Ⅰa

シベノール®(シベンゾリン)
リスモダン®(ジソピラミド)

Naチャネル遮断
Kチャネル遮断

活動電位持続時間延長

Ⅰb

アスペノン®(アプリンジン)
キシロカイン®(リドカイン)
メキシチール®(メキシレチン)

Naチャネル遮断
Kチャネル開放促進

活動電位持続時間短縮

Ⅰc

サンリズム®(ピルシカイニド)
タンボコール®(フレカイニド)
プロノン®(プロパフェノン)

Naチャネル遮断

活動電位持続時間不変

Ⅱ群

インデラル®(プロプラノロール)
セロケン®・ロプレソール®(メトプロロール)
テノーミン®(アテノロール)
メインテート®(ビソプロロール)

β1受容体遮断
(Kチャネル開放促進)

Ⅲ群

アンカロン®(アミオダロン)
シンビット®(ニフェカラント)
ソタコール®(ソタロール)

Kチャネル遮断

活動電位持続時間延長

Ⅳ群

ベプリコール®(ベプリジル)
ヘルベッサー®(ジルチアゼム)
ワソラン®(ベラパミル)

Caチャネル遮断

 

  • ソタロール(ソタコール®):クラスⅢ群・Kチャネル遮断
  • ベラパミル(ワソラン®):クラスⅣ群・Caチャネル遮断
  • リドカイン(キシロカイン®):クラスⅠb群・Naチャネル遮断
  • ニフェカラント(シンビット®):クラスⅢ群・Kチャネル遮断
  • ピルシカイニド(サンリズム®):クラスⅠc群・Naチャネル遮断

 

【感想】

Sicilian Gambitの分類というのもあるけれど、本当にわかりづらいので、そこまでがんばりません。

ベラパミルはよく処方が出るし、Ca拮抗作用がある薬の中では数少ない「高血圧症に適応がない抗不整脈薬」なので(Ca拮抗作用の場合通常は降圧剤をイメージする)その観点のほうが覚えやすいかもしれません。

 

携帯型の心電計を持っています。画面で波形も見ることができます。波形をパソコンを使用してプリントアウトできます。(windowsのみのようです)

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薬剤師国家試験102回問30:抗てんかん薬

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【予想解答】5

 

【用語】

私たちの脳は常に「興奮」と「抑制」のバランスをとっていて、神経細胞の興奮に関与しているのがNa⁺Ca²⁺、抑制に関与しているのがCl⁻

  • ガバペンチン(ガバペン®):作用機序?
    イオンチャネルに作用する既存の抗てんかん薬とは異なる作用機序を有する
    尿中排泄ほぼ100%(CYPを誘導しないため他剤と併用しやすい)

  • エトスクシミド(ザロンチン®):Ca2+の透過性抑制
    欠神発作に有効

  • ジアゼパム(セルシン®・ホリゾン®・ダイアップ®
    :GABAの感受性を高めCl⁻の透過性亢進
    ベンゾジアセピン系 

  • ゾニサミド(エクセグラン®):作用機序?
    幅広い発作型に有効
    少量でパーキンソン病の治療薬としても使われている(トレリーフ®

  • バルプロ酸(デパケン®):GABAトランスアミナーゼ阻害
    GABAの量を増大させ、結果としてClの作用を強める

 

【感想】

抗てんかん薬は系統立てて覚えないとすぐに忘れてしまいます。
バルプロ酸はてんかんではない目的で処方されることがとても多いです。
しかも過去からずっと処方されていて、何が目的で処方が始まったかわからない場合、切るに切れないジレンマがあります。
(躁うつとか、片頭痛とか、適応外で統合失調症とか癌性疼痛とか・・・)

 

 

薬剤師国家試験102回問29:ナファゾリン

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【予想解答】1

 

【用語】

ナファゾリン(プリビナ®

 α1受容体を刺激することによる血管収縮作用

 

 

【感想】

点眼薬として一時的な充血に使用したり、点鼻薬として鼻づまりに使います。

点鼻薬として使いすぎるとよけいに鼻がつまりますと説明します。
(点鼻薬性鼻炎:点鼻薬を長期間使いすぎると、かえって使用前より粘膜がはれる副作用)

 

 

薬剤師国家試験102回問28:シルデナフィルと硝酸薬

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【予想解答】2

 

【用語】

シルデナフィル(バイアグラ®)

硝酸薬はNO(一酸化窒素)産生によって、グアニル酸シクラーゼを活性化させる。これによって、cGMP濃度が上昇する。

cGMPによって血管が拡張、また、冠動脈拡張により心筋細胞への酸素供給量を増やす。

cGMPはホスホジエステラーゼV(=cGMPの分解を促進する酵素:PDE-Ⅴ)によって分解される。

 

シルデナフィルはPDE-Vを抑制してNO神経によって増加したcGMPの分解を妨げ、細胞内濃度の増加を維持させる。

 

シルデナフィルと硝酸薬を併用すると、cGMPが過剰に増加し、全身血管の弛緩(血圧下降) など重篤な有害作用の発生が予想される。

 


役に立つ薬の情報~専門薬学~より図転載
http://kusuri-jouhou.com/pharmacology/stenocardia.html

 

硝酸薬の作用機序

 

 

【感想】

バイアグラ®のようなED治療薬は、硝酸薬とは併用禁忌!これ大事!
同じ目的のレビトラ®(バルデナフィル)、シアリス®(タダラフィル)も併用禁忌

 

 

薬剤師国家試験102回問27:Gタンパク質共役型受容体

 

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【予想解答】4

 

【用語】

☝この説明がわかりやすいかも。

 

 

【感想】

どうやって覚えたらいいのだろう・・・
語呂合わせ?
そして、薬剤師業務で必要だったことがない・・・