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主婦薬剤師が勉強するためのブログ

40代の薬局薬剤師が、6年制薬学部生とのギャップを埋めるために勉強している記録です。ただいま102回薬剤師国家試験を調べながら解いています。

すぐに解答できない問題は飛ばしています。 間違いが見つかった際はご指摘くだされば幸いです。

102回問39:ゲンタマイシン

102回薬剤師国家試験

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【予想解答】3

 

【用語】

ゲンタマイシン(ゲンタシン®):アミノグリコシド

緑膿菌などのグラム陰性桿菌に強い抗菌力を持っている

 

  1. 葉酸合成阻害(葉酸:ビタミンB9とも呼ばれ、細胞分裂に必要な物質)
    サルファ剤

  2. 細胞壁合成阻害
    β-ラクタム系(ペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系、ペネム系)、グリコペプチド系(バンコマイシン)、ホスホマイシン系など

  3. タンパク質合成阻害(リボソームの働きを抑制)
    マクロライド系、テトラサイクリン系、アミノグリコシド

  4. DNA複製阻害(これも結果的にタンパク質の合成を阻害している)
    キノロン

  5. DNAからRNAへの転写阻害(RNAポリメラーゼに作用)
    リファンピシン

 

 

【感想】

時々こういうのを見ておかないと、忘れてしまう。
けれど、現場では培養結果の感受性を見たりして抗菌剤の決定をするから、どういう作用というよりは、部位別の効果とか、副作用の発現とか、そっちのほうが大事な感じ。

安易に使うのをやめようという動きも広がってきているから、経験則に頼らないほうがいいのかな。

 

 

 

102回問38:エピナスチン

102回薬剤師国家試験

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【予想解答】1

 

【用語】 

エピナスチン(アレジオン®):H₁受容体拮抗薬

LTC₄・PAF(血小板活性化因子)拮抗作用もあります

 

【感想】

これは楽勝です!

 

 

102回問37:シロスタゾール

102回薬剤師国家試験

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【予想解答】4

 

 

【用語】

シロスタゾール(プレタール®):抗血小板薬

血小板の凝集抑制を行うcAMPは、3型ホスホジエステラーゼ(PDE3)という酵素で分解されるが、このPDE3を選択的に阻害することでcAMPの濃度が上昇し、血小板の凝集抑制の作用が強くなる

 

 

【感想】

血液サラサラっていうやつですね。

このシロスタゾール、アルツハイマー認知症の進行を食い止める薬としての認可が期待されている薬です(認可はまだです)。

認知症で、たまたまシロスタゾールを服用している人が身近にいたら、経過を見てみたいなと思っています。

 

 

102回問36:チアマゾール

102回薬剤師国家試験

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【予想解答】2

 

【用語】

チアマゾール(メルカゾール®)

 

 

【感想】

チアマゾールがメルカゾールだとわかれば、抗甲状腺薬だというのはすぐにわかりますが、作用機序はあまり考えていませんでした。

 

 

 

102回問35:ビルダグリプチン

102回薬剤師国家試験

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【予想解答】4

 

【用語】

ビルダグリプチン(エクア®)

 

【感想】

DPP4阻害薬は、以前に○○してガッテンでも話題になったし、今や日本人の糖尿病患者さんに対しては使用量No.1とも聞いています。

これ1剤だったら低血糖のリスクはまずないし、他剤とも併用しやすい。

メトホルミンがFirst Choiceの国もあるけれど、日本は肥満体国とまではいかないから、今のところちょっと違うように思います。

ちなみにDPP4の中ではトラゼンタ®(リナグリプチン)が、ほとんど未変化のまま糞中排泄なので、腎機能・肝機能の程度に関わらず同一用量で投与できます。

ほとんどのDPP4は腎機能障害の場合の用量調節がいります。